設定
システムおよびデバイスの設定方法について案内します。
画面とサウンド
デバイスの画面とサウンドの設定を変更できます。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DISPLAY & SOUNDを選択し、OKを押します。

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希望の項目を選択し、/ ボタンを押して設定を変更します。
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Home Screen:ホーム画面の背景に表示する項目を選択できます。
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Language:画面に表示される言語を選択できます。
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Device Private Msg.:ユーザーが認証する際に画面に表示する個人メッセージの使用有無を設定できます。 Device Private Msg. は BioStar Device SDK を使用して設定できます。 設定していない場合、デバイスで Device Private Msg. を有効にしても、認証が成功したときにメッセージは表示されません。
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Server Private Msg.:ユーザーが認証する際に画面に表示される個人メッセージの使用有無を設定できます。 Server Private Msg.はBioStar X APIを使用して設定できます。 設定していない場合、デバイスでServer Private Msg.を有効にしても、認証成功時にメッセージは表示されません。
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Backlight Timeout:画面のバックライトが消灯するまでの時間(秒)を設定できます。
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Menu Timeout:メニュー画面が自動的に消えるまでの時間(秒)を設定できます。 設定した時間内にボタン入力がない場合は、ホーム画面に戻ります。
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Msg Timeout:設定完了メッセージや通知メッセージなどが自動的に消えるまでの時間(秒)を設定できます。
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Voice Instruction:通知音の代わりに音声ガイダンスを使用できます。
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Volume:音量を設定できます。
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設定を保存するには OK を押してください。
BioStar Device SDK の詳細については、Suprema ナレッジベースの BioStar Device SDK ページ を参照してください。
デバイス
日付と時刻
日付と時刻を設定できます。 正確なログデータを収集するために適切に設定してください。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → Date & Timeを選択し、OKを押します。

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希望の項目を選択し、/ ボタンを押して設定を変更します。
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Date:現在の日付を確認できます。 直接修正するには、Time Syncをオフにしてください。
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Time:現在時刻を確認できます。 直接修正するには、Time Syncをオフにしてください。
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Time Zone:現在の地域の時間基準を設定できます。
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Time Sync:サーバーと時刻を同期できます。 サーバーと時刻を同期するには、Time Syncをオンにしてください。
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Date Format:日付形式を設定できます。 YYYY/MM/DD、MM/DD/YYYY、DD/MM/YYYYを選択できます。
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Time Format:時刻形式を設定できます。 AM/PM、24-Hourを選択できます。
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設定を保存するには OK を押してください。
日付と時間は数字ボタンを押して入力できます。 ボタンで入力した値を削除でき、 ボタンで区切り記号を入力できます。
USB メモリ
デバイスに USB メモリを接続してユーザー情報をインポートしたり、ログとユーザー情報をエクスポートしたりできます。 ファームウェアをアップグレードすることもできます。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → USB Memoryを選択し、OKを押します。

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目的の項目を選択して実行します。
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Export:接続されたUSBメモリにエクスポートする情報を選択できます。 項目を選択し、OKを押します。
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Import:接続されたUSBメモリからユーザー情報をインポートできます。 項目を選択し、OKを押します。
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FW Upgrade:接続されたUSBメモリにファームウェアファイルが保存されている場合、OKを押してファームウェアをアップグレードできます。
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ファームウェアのアップグレード中に電源が切れないよう注意してください。 故障の原因になります。
デバイスの再起動
デバイスを再起動できます。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → Restart Deviceを選択し、OKを押します。

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デバイスを再起動するには OK を押します。 前の画面に戻るには ESC を押してください。
初期化
デバイス設定、ネットワーク設定、ユーザー権限などが初期化されます。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → Restore Defaultを選択し、OKを押します。

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目的の項目を選択して実行します。
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All settings:デバイスに保存されているすべての設定を初期化します。 デバイス設定をすべて初期化するには OK を押します。 前の画面に戻るには ESC を押してください。
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Keep Network Settings:ネットワーク設定を除くすべての設定を初期化します。 ネットワーク設定を除くすべての設定を初期化するには OK を押します。 前の画面に戻るには ESC を押してください。
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Factory Default:デバイスに保存されているすべての情報とルート証明書を削除し、設定を初期化します。
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Delete the Root Certificate:デバイスに保存されているルート証明書を削除します。
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Restore Defaultを実行すると、デバイスが再起動します。
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初期化を実行すると、ユーザー権限も同時に初期化されます。 初期化を実行した後、必ずユーザー権限を再設定してください。
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初期化を実行しても言語設定は変更されません。
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Factory Default メニューは、デバイスにルート証明書が保存されている場合に使用できます。
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Delete the Root Certificate メニューは、デバイスにルート証明書が保存され、全管理者が設定されている場合に使用できます。
マスター管理者
マスター管理者の認証手段を変更できます。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → Master Adminを選択します。
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希望する認証手段を設定してください。


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少なくとも 2 種類以上のクレデンシャルを登録する必要があります。
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この機能はファームウェア v1.2.0 以上の新しいデバイスでのみ使用できます。
管理者 2 段階認証
ファームウェアをアップグレードしたデバイスは Master Admin 設定を提供しませんが、Admin 2-step Authentication オプションを使用して全管理者の権限を強化し、デバイスのセキュリティを向上させることができます。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → Admin 2-step Authenticationを選択します。

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Admin 2-step Authentication はファームウェアを v1.2.0 以上にアップグレードした後に使用でき、ファームウェアを v1.2.0 以上にアップグレードした後は下位バージョンへダウングレードできません。
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Admin 2-step Authentication オプションを有効にしていない場合、1 段階認証がデフォルトです。
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すべての管理者に2種類以上のクレデンシャルが登録されていない状態で有効化すると、設定は失敗しエラーメッセージが表示されます。 すべての管理者に2種類以上のクレデンシャルを登録してから、再試行してください。

Admin 2-step Authentication を有効にした後にすべての管理者のクレデンシャルを 2 種未満に削除すると、BioStar X に接続できない状況では管理者メニューにアクセスできなくなります。 そのため、管理者クレデンシャルを削除する際は十分に注意してください。
規制認証
規制認証および適合マークは製品で確認できます。
- CE / FCC / KC / UKCA / RCM
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → Regulatoryを選択し、OKを押します。 規制認証を確認できます。

オープンソースソフトウェアライセンス
ライセンスは製品で確認できます。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → Open-Source Software Licensesを選択し、OKを押します。 ライセンスを確認できます。

その他の設定
サマータイム
デバイスで夏時間(DST)を適用できます。 開始日時と終了日時を適切に設定してください。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → More Settings → Daylight Saving Timeを選択し、OKを押します。
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Add DSTを選択し、OKを押します。

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希望の項目を選択し、/ ボタンを押して設定を変更します。
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Name:サマータイムの名前を入力してください。
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Start Month / Start Week / Start Day / Start Time:サマータイム適用を開始する月、週、曜日、時刻を設定してください。
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End Month / End Week / End Day / End Time:サマータイム適用を終了する月、週、曜日、時刻を設定してください。
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設定を保存するには OK を押してください。
ユーザー ID の種類
デバイスに登録するユーザー ID の形式を選択できます。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → More Settings → User ID Typeを選択し、OKを押します。

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/ ボタンを押して設定を変更します。
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Number:ユーザー ID は数字のみ入力できます。
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Alphanumeric:ユーザー ID は英字、数字、一部記号
_-を組み合わせて入力できます。
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設定を保存するには OK を押してください。
リレー
デバイスでOpen TimeとExit Buttonの入力ポートを設定できます。 スタンドアロンで使用する際に便利です。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → More Settings → Relayを選択し、OKを押します。

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/ ボタンを押して設定を変更します。
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Relay:リレーの有効化を設定できます。 リレー設定をオンにすると、Open TimeとExit Buttonを設定できます。
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Open Time:正しくユーザー認証が行われたときにドアを開けておく時間を設定できます。
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Exit Button:退出ボタンが接続されている入力ポートを選択してください。
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設定を保存するには OK を押してください。
セキュリティタンパー
セキュリティタンパーの使用可否を設定できます。 セキュリティタンパーが発生した場合、すべてのユーザー、すべてのログ、セキュリティキーが削除されます。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → More Settings → Secure Tamperを選択し、OKを押します。

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タンパーが発生した際に全ユーザー、全ログ、セキュリティキーを削除するように設定するには、/ ボタンを押して Enabled に設定します。
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設定を保存するには OK を押してください。
デバイス情報
モデル名、デバイス ID、シリアル番号、デバイスおよびファームウェアのバージョン、カーネル、MAC アドレスを確認できます。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → More Settings → Device Infoを選択し、OKを押します。 Model Name、Device ID、Serial No.、HW、FW、Kernel、MAC、WiFi MACの情報を確認できます。

メモリ情報
メモリ使用情報を確認できます。
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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DEVICE → More Settings → Memory Infoを選択し、OKを押します。 デバイスのメモリ使用状況を確認できます。

通信
Ethernet、サーバー、シリアル通信など、デバイスの通信設定を変更できます。
TCP/IP
イーサネット
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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NETWORK → TCP/IPを選択し、OKを押します。
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Typeで / ボタンを押して Ethernet を選択します。

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必要な項目を設定してください。
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PORT:デバイスのポートを設定できます。
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DHCP:DHCPの使用有無を設定します。 DHCP設定をオフにすると、IP Address, Gateway, Subnet Maskをユーザーが編集できます。
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DNS Address:DNSアドレスを設定できます。
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IP Address:デバイスのIPアドレスを確認できます。 編集するにはDHCP設定をオフにします。
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Gateway:デバイスのゲートウェイを確認できます。 編集するにはDHCP設定をオフにします。
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Subnet Mask:デバイスのサブネットマスクを確認できます。 編集するにはDHCP設定をオフにします。
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設定を保存するには OK を押してください。
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EthernetはWirelessと同時には使用できません。
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IP Address、Gateway、Subnet Mask は数字ボタンを押して入力できます。 ボタンで入力した値を削除でき、 ボタンで区切り記号を入力できます。
無線 LAN
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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NETWORK → TCP/IPを選択し、OKを押します。
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Typeで / ボタンを押して Wireless を選択します。

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必要な項目を設定してください。
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AP Search:接続するAPを選択します。
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Encryption:APに設定されている暗号化方式が表示されます。
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Password:AP接続パスワードを入力します。
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PORT:デバイスのポートを設定できます。
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DHCP:DHCPの使用有無を設定します。 DHCP設定をオフにすると、IP Address, Gateway, Subnet Maskをユーザーが編集できます。
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DNS Address:DNSアドレスを設定できます。
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IP Address:デバイスのIPアドレスを確認できます。 編集するにはDHCP設定をオフにします。
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Gateway:デバイスのゲートウェイを確認できます。 編集するにはDHCP設定をオフにします。
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Subnet Mask:デバイスのサブネットマスクを確認できます。 編集するにはDHCP設定をオフにします。
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設定を保存するには OK を押してください。
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Wireless は BS2A-OAPWB モデルでのみ使用できます。
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WirelessはEthernetと同時には使用できません。
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IP Address、Gateway、Subnet Mask は数字ボタンを押して入力できます。 ボタンで入力した値を削除でき、 ボタンで区切り記号を入力できます。
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Wirelessで接続するには無線ルーターが必要です。 無線ルーターの設置および設定については、無線ルーターのユーザーガイドを参照してください。
サーバー
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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NETWORK → Serverを選択し、OKを押します。

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/ ボタンを押して設定を変更します。
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Connection Mode:Device > Server を選択すると、デバイスから入力した情報を持つサーバーへ直接接続信号を送れます。 Device > Server 設定をオンにすると、Server URL、Server IP、Server Port をユーザーが入力できます。
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Server URL:Server IPの代わりにServer URLを入力できます。
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Server IP:BioStar XがインストールされたPCのIPを入力します。
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Server Port:BioStar XがインストールされたPCのポートを入力します。
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設定を保存するには OK を押してください。
Server IP、Server Port は数字ボタンを押して入力できます。 ボタンで入力した値を削除でき、 ボタンで区切り記号を入力できます。
RS-485
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を押してから、管理者権限の認証手段で認証してください。
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NETWORK → RS-485を選択し、OKを押します。

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希望の項目を選択し、/ ボタンを押して設定を変更します。
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Mode:RS-485の動作モードを選択できます。
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Baud Rate:希望する通信速度を選択できます。
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設定を保存するには OK を押してください。