はじめに
デバイスを使用するための初期手順を案内します。
同梱物
| クイックガイド | |
| CoreStation 20 | オープンソースライセンスガイド |
| 固定用ネジ x6 | ダイオード×4 |
- 同梱品は設置環境によって異なる場合があります。
各部の名称と機能
| No. | 名前 |
|---|---|
| 1 | AUX IN (0:2) 接続 |
| 2 | RS-485 接続 |
| 3 | RS-485 終端抵抗スイッチ |
| 4 | SUPERVISED INPUT (3:5) または Input (3:5) 接続 |
| 5 | RELAY 2 (Alarm) 接続 |
| 6 | OUTPUT (3:5) 接続 |
| 7 | RS-485 1 終端抵抗スイッチ |
| 8 | WIEGAND 1 接続 |
| 9 | RS-485 1 接続 |
| 10 | RELAY 3 (Lock) 接続 |
| 11 | CoreStation 20 電源接続 (DC 12V / DC 24V IN) |
| 12 | RESET ボタン |
| 13 | ETHERNET 接続 |
| 14 | INIT ボタン |
| 15 | RELAY 1 (Lock) 接続 |
| 16 | WIEGAND 0 接続 |
| 17 | RS-485 0 接続 |
| 18 | RS-485 0 終端抵抗スイッチ |
| 19 | OUTPUT (0:2) 接続 |
| 20 | RELAY 0 (Alarm) 接続 |
| 21 | SUPERVISED INPUT (0:2) または Input (0:2) 接続 |
-
INIT ボタンを 2 秒以上押して、デバイスと連動している製品を初期化し、別のデバイスに接続します。
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RESET ボタンを押して、製品を再起動します。
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製品とWiegandデバイスを接続する際、Wiegandデバイスの電源として製品のリーダー電源出力(12 Vdc 基準、最大 0.6 A / 24 Vdc 基準、最大 0.3 A)を使用できます。 12 Vdc 電源出力基準で、0.3 A を消費する Wiegand デバイスを 2 台接続できます。
CoreStation 20 ステータス LED
製品の状態は前面右側にある STATUS で確認でき、イーサネット、RS-485、RS-485 0、RS-485 1、システムの状態が 1 秒ごとに順番に表示されます。
| 項目 | LED | 状態 |
|---|---|---|
| イーサネット | 赤/マゼンタの点滅 | 固定IP接続失敗 |
| 赤/青の点滅 | 動的IP接続成功 | |
| 赤/シアンの点滅 | 固定IP接続成功 | |
| 赤/黄の点滅 | ダイナミックIP接続待機中 | |
| 赤/赤の点滅 | ダイナミックIP接続失敗 | |
| RS-485 | マゼンタ/青の点滅 | スレーブ装置正常 |
| マゼンタ/黄の点滅 | スレーブ装置切断 | |
| マゼンタ/赤の点滅 | スレーブ装置なし | |
| RS-485 0 | 黄/青の点滅 | スレーブ装置正常 |
| 黄/黄の点滅 | スレーブ装置切断 | |
| 黄/赤の点滅 | スレーブ装置なし | |
| RS-485 1 | 緑/青の点滅 | スレーブ装置正常 |
| 緑/黄の点滅 | スレーブ装置切断 | |
| 緑/赤の点滅 | スレーブ装置なし | |
| システム | 白/白の点滅 | システムロック(BioStar Xの作業条件と動作)+ タンパーオン |
| 白/マゼンタの点滅 | システムロック(装置の作業条件と動作)+ タンパーオン | |
| 白/青の点滅 | タンパーオン | |
| 白/シアンの点滅 | BioStar X接続成功 + タンパーオン | |
| 白/緑の点滅 | BioStar X接続成功 | |
| 白/黄の点滅 | システムロック(BioStar Xの作業条件と動作) | |
| 白/赤の点滅 | システムロック(装置の作業条件と動作) |
設置例
本製品は集中型入退室管理システムで、エンタープライズ級の環境向けに設計されており、最大 500,000 人分のユーザー情報を保存できます。
BioStar Xと連携し、入退室管理と勤怠管理の両方を利用でき、RS-485(OSDP)、Wiegand、Supervised input、AUXなど多様なインターフェースを提供します。

システム構成図
本製品は RS-485 ポートを 3 つサポートしており、Door Interface をデイジーチェーン接続すると最大 34 のドアを構成できます。

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RS-485 0 ポートおよび RS-485 1 ポートには、ポートあたり最大 2 台のデバイスを接続できます。
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1 つの RS-485 ポートに 3 台以上のデバイスが接続されている場合、スレーブデバイスを検索するときに目的のデバイスが接続可能リストに表示されないことがあります。
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Door Interface をホストポートにスレーブとして接続すると、CoreStation 20 との接続が切れても、Door Interface に接続されたスレーブデバイスがオフラインモード専用ファシリティコード(Facility Code for Offline Mode)を介してカードのファシリティコード(Facility Code)を識別し、ドアを開くことができます。
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CS-20P SAM カードを装着して使用している場合、CS-20P のリーダーポートに直接接続されたスレーブデバイスのみ使用できます。