ユーザー
ユーザーの登録、編集、削除および管理方法について説明します。
ユーザー情報の登録
生体認証情報を含むユーザー情報を登録できます。
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を選択し、管理者権限の認証手段で認証します。
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USER →
を選択して、必要な項目を設定します。 ユーザー情報の登録は2段階で行われ、いくつかのオプションは認証手段を登録した後に有効になります。

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:ユーザー写真を登録できます。
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名前:ユーザー名を入力できます。
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ID:1~4294967295 の数字を入力してユーザーIDを登録します。 User ID Type を Alphanumeric に設定した場合、英数字と記号
_-の組み合わせをIDとして使用でき、最大32文字まで入力できます。 -
Face:ユーザー認証用の顔を登録します。 Face → Nextをタップし、画面の指示に従って顔を登録します。
をクリックして顔を追加登録します。 顔の登録の詳細はユーザー顔登録を参照してください。
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Fingerprint:FSF2-ODB ユーザー認証用の指紋を登録できます。 Fingerprint → Next を押し、画面の指示に従って指紋を登録します。 指紋を追加登録するには
を押します。 指紋登録の詳細は ユーザー指紋登録 を参照してください。
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Card:ユーザー認証用のカードを登録できます。 Card → Next を押し、ユーザーに割り当てるカードを RF カードリーダーにかざします。
をクリックしてカードを追加登録します。
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PIN:使用するPINを入力できます。 PIN → Nextをタップし、使用するPINを入力します。 確認のため再度PINを入力し、OKをタップします。 PINは漏えい防止のため4~16桁の数字を入力してください。
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Operator Level:ユーザーに割り当てる権限を選択できます。
情報設定されているユーザー権限によって使用できるメニューが異なります。
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None:一般ユーザーレベルで、メニューは使用できません。
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Administrator:すべてのメニューを利用できます。
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Configuration:AUTHENTICATION, DISPLAY & SOUND, DEVICE, NETWORK, EVENT LOG メニューを利用できます。
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User Management:USER, EVENT LOG メニューを利用できます。
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Period:ユーザーアカウントの利用期間を設定できます。
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Duress:FSF2-ODB 脅迫指紋として登録する場合に選択します。 誰かに脅迫されて強制的に扉を開けなければならない場合、この指紋で認証すると BioStar X にアラーム信号を送ることができます。
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Extended Private Auth Mode:拡張個別認証モードを設定できます。 拡張個人認証モードを使用すると、ユーザーごとに顔や指紋などの認証方式を組み合わせることができます。 使用しない場合は、デバイスの基本認証モードが適用されます。
情報指紋登録は FSF2-ODB 製品でのみ利用できます。
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ユーザー情報の登録を完了するには Saveをタップします。
ユーザー顔登録
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を選択し、管理者権限の認証手段で認証します。
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USER →
を選択します。
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Face → Next を押します。 -
顔が画面に表示されるように距離を調整し、デバイスのカメラを正面から見てください。
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撮影が完了したら OK → Saveをタップします。 顔を再撮影するには Re-Shotをタップします。
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FaceStation F2 の顔情報は FaceStation 2、FaceLite の顔テンプレートと互換性がありません。
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FaceStation F2 の顔情報は、デバイス上だけでなく BioStar X で写真をアップロードしたり CSV をインポートしたりして一括登録することもできます。 ユーザーに顔登録リンクを送信し、ユーザー自身のモバイルデバイスからも顔を登録できます。 各登録方法の詳細はBioStar X 管理者ガイドを参照してください。
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顔を登録する際は次の事項に注意してください。
- 顔を登録する際は、装置と顔の距離を60〜100 cmに保ってください。
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表情を変えないように注意してください。
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マスク、帽子、アイマスクを着用しないでください。
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マスクを着用した顔を登録しないでください。 マスクを着用した顔と着用していない顔の両方を登録すると、誤認識率が高くなる可能性があります。
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頭を上げたり下げたりしないでください。
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濃い化粧をしないでください。
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目を閉じないでください。
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画面に両肩が収まるようにしてください。
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動かず正面を向いて顔を登録してください。
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2人の顔が画面に同時に映らないように注意してください。 一度に1人ずつ登録してください。
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画面の指示に従わないと、顔登録に時間がかかったり失敗したりすることがあります。
ユーザー指紋登録 FSF2-ODB
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を選択し、管理者権限の認証手段で認証します。
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USER →
を選択します。
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Fingerprint → Next を押します。 -
登録する指の指紋をスキャンした後、同じ指の指紋をもう一度スキャンします。
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指紋登録は FSF2-ODB 製品でのみ利用できます。
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指がセンサーに完全に接触するよう深く当ててください。
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指紋の中心がセンサーの中央に来るように配置してください。
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指にけががある場合や指紋が薄い場合は、別の指の指紋を登録してください。
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指紋認証時は画面の案内に従って正確に入力します。
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指を立ててセンサーとの接触面積が小さくなったり、指の角度がずれている場合は、指紋を認識できないことがあります。
ユーザー情報の編集
ユーザー管理者または全体管理者が登録済みのユーザー情報を編集できます。 ユーザーの顔やカードを追加したり、PINおよび権限を修正したりできます。
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を選択し、管理者権限の認証手段で認証します。
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USER →
をクリックします。
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使用する検索条件を選択します。 All, User ID, Name, Face, Fingerprint, Card でユーザーを検索できます。
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編集するユーザーを選択します。
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ユーザー情報登録を参照して情報を編集し、OKをクリックします。
を選択してOKをクリックし、ユーザーを削除します。
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指紋検索は FSF2-ODB 製品でのみ利用できます。
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Access Group は BioStar X で登録できます。 出入グループの登録の詳細は BioStar X 管理者マニュアル を参照してください。
ユーザーの一括削除
登録済みのすべてのユーザーを一度に削除できます。
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を選択し、管理者権限の認証手段で認証します。
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USER →
を選択します。
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Delete Allを選択してチェックし、OKをクリックします。
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すべてのユーザーを削除するにはOKをクリックします。
ユーザー登録状況の確認
登録済みのユーザー数、顔数、指紋数、カード数を一目で確認できます。
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を選択し、管理者権限の認証手段で認証します。
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USER →
を押します。 ユーザー登録状況を確認できます。
情報指紋数は FSF2-ODB 製品でのみ確認できます。