はじめに
デバイスを使用するための初期手順を案内します。
同梱物
| Input Module | ドリルテンプレート |
| 固定用ネジ x12 | スペーサー x6 | ダイオード x2 | クイックガイド | オープンソースライセンスガイド |
情報
- 同梱品は設置環境によって異なる場合があります。
アクセサリー
この製品ではアクセサリとして筐体(ENCR-10)を併せて購入でき、1つの筐体に2台の製品を設置できます。
エンクロージャには、電源状態LEDボード、電源分配ボード、電源供給装置、タンパースイッチが含まれています。 製品を筐体に設置する方法は筐体の設置を参照してください。
| ENCR-10 |
情報
- ENCR-10 は壁面に固定して使用できるよう設計されています。 設置高さに制限はありません。安全で使いやすい位置に設置してください。
-
ENCR-10 には、筐体固定用ねじ、製品固定用ねじ、電源装置接続用ねじが含まれています。 各ねじを用途に応じて正しく使用してください。
-
筐体固定用ねじ(直径:4 mm、長さ:25 mm)×4
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製品固定用ねじ(直径:3 mm、長さ:5 mm)×6
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電源装置ケーブル固定用ねじ(直径:3 mm、長さ:8 mm)×1
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各部の名称と機能
| No. | 名前 |
|---|---|
| 1 | RESET ボタン |
| 2 | INIT ボタン |
| 3 | SUPERVISED INPUT (9:11) 接続 |
| 4 | SUPERVISED INPUT (6:8) 接続 |
| 5 | RELAY 1 接続 |
| 6 | TAMPER または AUX IN (0:1) 接続 |
| 7 | RS-485 終端抵抗スイッチ |
| 8 | RS-485 接続 |
| 9 | POWER 接続 (DC 12 または 24 V) |
| 10 | RELAY 0 接続 |
| 11 | SUPERVISED INPUT (3:5) 接続 |
| 12 | SUPERVISED INPUT (0:2) 接続 |
情報
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INIT ボタンを 2 秒以上押して、デバイスと連動している製品を初期化し、別のデバイスに接続します。
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RESET ボタンを押して、製品を再起動します。
LED ステータス表示灯
LED ステータス表示灯の色で製品の動作状態を確認できます。
| 項目 | LED | 状態 |
|---|---|---|
| POWER | 赤色点灯 | 電源オン |
| STATUS | 緑色点灯 | セキュアセッションで接続中 |
| 青色点灯 | マスターに接続されていない状態 | |
| ピンク色点灯 | ファームウェアをアップグレード中 | |
| 黄色点灯 | 暗号キーが異なる、または OSDP パケットの欠落により RS-485 通信エラーが発生している状態 | |
| 水色点灯 | セキュアセッションを使用せずに接続中 | |
| 緑色点滅 | 設定初期化進行時の最終入力待機状態 | |
| 緑色点灯 | 設定初期化完了 | |
| SUPERVISED INPUT (0~11) | 赤色点灯 | 入力信号を受信中の状態 |
| RELAY (0, 1) | 赤色点灯 | リレー動作 |
| RS-485 TX | 橙色点滅 | RS-485 データを送信中 |
| RS-485 RX | 緑色点滅 | RS-485 データを受信中 |
| AUX IN (0, 1) | 橙色点灯 | AUX 信号を受信中 |
| TAMPER | 橙色点灯 | タンパー動作 |
設置例
本製品は BioStar X と連携し、リアルタイムで検知された入力に対して即時にリレーを動作させます。また、マスター装置との接続が切断されている状態で検知された入力に対してもリレーを動作させたりログを残したりできます。
マスター装置とのネットワーク用に 1 チャネルの RS-485、断線・短絡・オン・オフ状態を検知できる 12 チャネルの Supervised Input、2 チャネルのリレー、2 チャネルの AUX 入力、1 チャネルのタンパー入力をサポートします。
