出入ドアを制御する

出入ドアを制御する方法を説明します。 出入ドアを一定時間ロックしたり、出入ドアに接続されたカメラを確認したり、発生したアラームを解除できます。

• 出入ドアをリモートで制御して、出入を管理してください。 特定時間、出入ドアを解放またはロック状態に設定できます。

• 出入ドアに接続されたカメラを通じてリアルタイムで出入状況をモニタリングできます。

• アンチパスバック 機能により、不正侵入をブロックし、入退室履歴を正確に管理できます。

ランチャー ページで モニタリング をクリックするか、画面左上のショートカットリストから モニタリング を選択してください。 制御したい出入ドアを選択し、右クリックしてください。 ポップアップメニューで必要な機能を選択できます。

情報

• ドアの状態をモニタリングまたは制御するには、ﾛｸﾞのｱｯﾌﾟﾛｰﾄﾞ 機能を有効にする必要があります。 この機能は、設定 → サーバー → サーバー のメニュー経路にある 一般設定 セクションで有効化できます。

• ビデオを開く オプションは、VMSと連携しており、ドアとカメラが連係されている必要があります。 また、この機能は アドバンス (Advanced) 以上のライセンスで追加オプションとして利用できます。 ライセンスポリシーの詳細は 以下 を参照してください。

ドア開放

開放状態のドアは誰でも出入りできます。 ポップアップメニューで 解錠 をクリックし、必要なオプションを選択してください。

• 一度：ドアを一度だけ開放します。

• タイムド：一定時間ドアを開放します。 希望する時間を秒（second）単位で入力してください。

• 永久：時間に関係なくドアを開放します。

ドアを開放すると、ドアリレーアイコンが から に変わります。

ヒント

外部の来客時にドアを一時的に開放して、便利に出入りできます。 ドアを開放した後は、必ず ノーマライズ 状態に戻してください。

ドア解除

ドアを ノーマライズ 状態にすると、許可されたユーザーだけが出入りできます。 ポップアップメニューで ノーマライズ をクリックしてください。

ドアロック

ドアを 施錠 状態にすると、誰も出入りできません。 ポップアップメニューで 施錠 をクリックし、必要なオプションを選択してください。

• タイムド：一定時間ドアをロック状態にします。 希望する時間を秒（second）単位で入力してください。

• 永久：時間に関係なくドアをロック状態にします。

ドアカメラ確認

ドアに接続されたカメラを確認できます。 ポップアップメニューで ビデオを開く をクリックしてください。 モニタリング セクションのビデオタイルに選択したカメラの映像を追加して再生できます。

また、目的のカメラを選択して右クリックしてください。 ポップアップメニューで ビデオを開く をクリックすると、選択したカメラの映像を追加して再生できます。

情報

• ドアに接続されているカメラが1台以上ある場合、最初に接続されたカメラがビデオタイルに表示されます。

• ビデオタイルは画面左上から順に追加され、現在の画面に追加スペースがない場合はエラーメッセージが表示されます。

• ビデオモニタリングの詳細については次の文書を参照してください。

• この機能は アドバンス（Advanced）ライセンス以上で、追加オプションにより使用できます。 ライセンスポリシーの詳細は次のドキュメントを参照してください。

アラーム解除

ドアで発生したアラームを解除できます。 ポップアップメニューで アラームをクリア をクリックしてください。 画面右上にアラームメッセージが表示されます。

APB解除

アンチパスバック違反が発生した場合、APBアラームを解除できます。

1. ポップアップメニューで APBをクリア をクリックしてください。

2. APBをクリア ウィンドウが表示されたら、アンチパスバック違反ユーザーの一覧を確認します。

   

3. ユーザーを選択し、適用 ボタンをクリックしてください。

画面右上に完了メッセージが表示されます。

情報

• アンチパスバック（Anti-Passback）: 入退室管理のための構造的な方法で、ドアの内側／外側にアクセスコントロール装置を設置し、エリアに出入りする際には必ず認証を通して出入りさせる機能です。カードで入室する際にリーダーにカードをかざさずに前の人に続いて入室した場合、退室時にドアは開かず、アンチパスバックイベントが発生します。
  アンチパスバックには Hard APB と Soft APB があります。アンチパスバック違反時、Hard APB はアンチパスバックイベントを生成し入室できず、Soft APB はアンチパスバックイベントを生成しますが入室は可能です。

• 出入口にアンチパスバックを設定する方法の詳細は、以下の文書 を参照してください。

警備設定および解除

出入口が警備モードに設定されている場合、警備を有効化または解除します。 ポップアップメニューで アーム または 解除 をクリックしてください。

警備状態のドアでは、警備状態アイコンが から に変わります。 このとき、該当するアクセス制御設定にも アイコンが適用されます。

情報

この機能は、アドバンス（Advanced）ライセンスで追加オプションを購入するか、エンタープライズ（Enterprise）ライセンス以上で利用できます。 ライセンスポリシーの詳細は 以下 を参照してください。

詳細情報確認

ドアの詳細情報とイベント発生履歴を確認できます。 ポップアップメニューで 詳細を表示 をクリックしてください。 画面右側にドアの詳細情報とイベント発生履歴が表示されます。

• ドアの詳細情報：ドアの名前、位置、状態、接続されているサブデバイス情報などを確認できます。

• 最近のイベント：選択したドアで発生した最近のイベント一覧を確認できます。

情報

ドア詳細情報セクションの各項目について詳しくは次の文書を参照してください。