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サービス設定

BioStar X Service ManagerService Settings メニューでは、システムのコアサービスを構成して管理できます。 各サービスは独立して設定され、ネットワークポートとバージョン情報を確認できます。

Service Settings は以下の主要サービスで構成されています。

  • BioStar X Core Web Service:Web インターフェースサービス

  • BioStar X Core Service:システムのコア機能および API 通信サービス

  • Unified Gateway Service:リバースプロキシベースの統合ゲートウェイサービス

  • BioStar X Coordinator Service:分散システムの構成情報管理およびサービス間同期

  • BioStar X Server (Main):メインサーバーサービス

  • BioStar X Cache Service:データキャッシュとシステム性能の向上

設定変更が必要な状況

次のような状況でサービス設定を変更する必要があります。

  • ポート競合の解決:他のアプリケーションが同じポートを使用して競合が発生した場合

  • セキュリティポリシーの遵守:組織のネットワークセキュリティポリシーにより特定のポート範囲のみ許可されている場合

  • ファイアウォール設定:企業のファイアウォールで許可されているポートに変更する必要がある場合

  • サーバー環境の変更:サーバー IP アドレスやネットワーク構成を変更する場合

  • 性能最適化:トラフィック分散やロードバランシングのためにポートを分離する必要がある場合

設定変更方法

  1. BioStar X Service ManagerSERVICE SETTINGS メニューをクリックします。

  2. 変更するサービスのセクションに移動します。

  3. 必要なポート番号やアドレスを修正します。

  4. 変更を適用するには、画面右上の Apply ボタンをクリックします。

  • サービス設定を変更した後、変更を反映させるには関連サービスを再起動してください。

  • 一部のサービスではポートの変更に対応していない場合があります。

注意

ポート番号を変更する際は、他のサービスやアプリケーションと競合しないよう注意してください。

サービス構成

BioStar X Core Web Service

Web ベースのユーザーインターフェースを担当するサービスです。

  • HTTPS Port:Web インターフェース接続ポート (デフォルト:5002)

  • WebServerThrift Port:Thrift プロトコルベースの Web サーバー通信ポート (デフォルト:9310)

BioStar X Core Service

システムのコア機能と外部 API 通信を処理するメインサービスです。

  • WebSocket Port:リアルタイムの双方向通信用 WebSocket ポート (デフォルト:9002)

  • API Port:REST API 通信用ポート (デフォルト:9010)

  • WebServerFastCgi Port:FastCGI プロトコルベースの Web サーバー通信ポート (デフォルト:9000)

  • Rpc Port:RPC (リモートプロシージャコール)通信ポート (デフォルト:51218)

Unified Gateway Service

リバースプロキシ方式により BioStar X サーバーへのリクエストを効率的に処理し、iframe のセキュリティ脆弱性を改善し、SSL 証明書のエラーを最小化します。

  • HTTPS Port:統合ゲートウェイ HTTPS 通信用ポート (デフォルト:443)

BioStar X Coordinator Service

分散システムの構成情報管理、サービス状態のモニタリング、およびサービス間同期を担当するサービスです。

  • Client Port:クライアント接続用通信ポート (デフォルト:21810)
情報
  • Client Port の値を変更した場合は、Windows Services(services.msc) で BioStar X Coordinator Service を探して手動で再起動してください。

  • BioStar X Coordinator Service を再起動した後、BioStar X Service ManagerSERVICES メニューで全サービスを再起動します。

    画面右上の Stop All ボタンをクリックします。 すべてのサービスが停止した後、Start All ボタンが有効になったらクリックします。

BioStar X Server (Main)

システムのメインサーバーとして機能するコアサービスです。

  • Server Address:メインサーバーの IP アドレス

  • Server Port:一般サーバー通信用ポート (デフォルト:51212)

  • SSL Server Port:SSL セキュア通信ポート (デフォルト:51213)

  • gRPC Server Port:gRPC プロトコルベースの高性能通信ポート (デフォルト:51219)

BioStar X Cache Service

頻繁に使用されるデータをメモリに保存し、システムのデータ処理速度と性能を向上させるサービスです。

  • Client Port:キャッシュサービスのクライアント接続ポート (デフォルト:10800)

  • Communication Port:キャッシュノード間内部通信ポート (デフォルト:47500)

  • Discovery Port:分散キャッシュノード自動検出用ポート (デフォルト:47100)

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