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熱画像とマスクを設定する

サーマル&マスク または マスク セクションで熱画像カメラとマスクの使用に関する詳細項目を設定します。

  • 熱画像カメラをSupremaの顔認証デバイスと連携して出入口を通過するユーザーの体温を測定し、基準温度を超えたユーザーのアクセスを制限します。

  • マスクを検出し、マスク未着用のユーザーのアクセスを制限します。

情報
  • サーマルカメラ 設定機能はFaceStation 2とFaceStation F2モデルでサポートします。 対応する熱画像カメラは以下を参照してください。

    • TCM10-FS2

    • TCM10-FSF2

  • マスク検出 設定機能はFaceStation F2、BioStation 3、BioEntry W3モデルでサポートします。

  • ユーザーが任意で変更した内容がある場合は、適用 をクリックします。 変更内容を保存しないとデバイスに反映されません。

マスク設定

マスク設定 グループではマスク検出の使用可否を設定します。

  • マスク検出:マスク検出の使用可否を選択します。

    • 使用(マスク検出失敗時、アクセス拒否):マスクを着用していないユーザーは認証が拒否され、マスク未着用イベントログが記録されます。

    • 使用(マスク検出失敗時、アクセス許可):マスクを着用していないユーザーも認証できますが、マスク未着用イベントログが記録されます。

    • 未使用:マスク検出機能を使用しません。

  • マスク検出レベル:マスク検出感度を選択します。

熱画像カメラ設定

サーマルカメラ グループでは熱画像カメラの使用可否と詳細項目を設定します。

  • サーマルカメラ使用:熱画像カメラの使用可否を設定します。

    • 使用(基準温度超過時アクセス拒否):基準温度を超えたユーザーは認証が拒否され、基準温度超過イベントログが記録されます。

    • 使用(基準温度超過時アクセス許可) 基準温度を超えたユーザーも認証できますが、温度超過イベントログが記録されます。

  • 摂氏/華氏:温度表示単位を設定します。

  • 基準温度 (°C) / 基準温度 (°F):アクセスを制限する基準温度の下限と上限を設定します。

    表面温度がLow値より低い場合、またはHigh値より高い場合、サーマルカメラ使用 オプションに従ってアクセスを制限します。 1℃~45℃の範囲で設定でき、Low値はHigh値より高く設定できません。

  • 温度ログ保存:ユーザーの温度ログの保存可否を設定します。

    • 有効:認証成功の有無とユーザーの温度値をログに保存します。

    • 無効:認証成功の有無のみをログに保存します。

  • 測温失敗音声:基準温度超過による認証失敗時の通知可否を設定します。

  • 赤外線画像表示:デバイス画面に赤外線映像を表示するかどうかを設定します。

  • カメラ構成:熱画像カメラの詳細オプションを設定します。

    • 温度補正(°C):使用環境に応じて温度を一定値だけ高くまたは低く測定するよう補正できます。 例えば、温度が常に0.1℃高く測定される環境では、温度補正値を-0.1℃に設定します。

    • 距離(cm):ユーザーと熱画像カメラ間の距離を設定します。

    • 放射率:赤外線放射率を設定します。

    • ダイナミックROI:周囲に他の照明がある場合、熱画像カメラが自動で照明ではなくユーザーの温度を測定するように設定できます。

    • ROI X(%) / ROI Y(%) / ROI幅(%) / ROI高さ(%)ダイナミックROI オプションを 無効 に設定した場合、ROI(関心領域)を手動で設定できます。 ROI の位置とサイズを調整し、熱画像カメラが温度を測定する領域を手動で設定します。

情報
  • 基準温度 オプションのLow値およびHigh値の設定は、以下のファームウェアバージョン以降でサポートします。

    • FaceStation 2 ファームウェア 1.4.2 以上

    • FaceStation F2 ファームウェア 1.0.2 以上

  • 最適なパフォーマンスを得るため、カメラ構成 のサブオプションはデフォルト値の使用を推奨します。 デバイスごとの各オプションのデフォルト値は以下を参照してください。

    項目FaceStation 2FaceStation F2
    距離(cm)100100
    放射率0.980.98
    ROI X(%)4730
    ROI Y(%)4525
    ROI幅(%)1550
    ROI高さ(%)1055

サーマルおよびマスク確認方式

サーマル&マスクチェックモード グループでは、マスク検出 または サーマルカメラ使用 オプションを 使用 に設定すると、デバイスの用途に応じて確認方式を設定できます。

  • 認証後温度測定:認証後にユーザーのマスク着用有無を確認するか体温を測定します。

  • 認証前温度測定:ユーザーのマスク着用有無を確認するか体温を測定してから認証を実行します。 この場合、マスクを着用していない、または基準温度を超えているユーザーは認証できません。

  • 認証なしの温度測定:マスク着用有無の確認または体温測定の用途にのみデバイスを使用できます。 この場合、認証に関係なく、マスクを着用しているか基準温度以下のユーザーはすべて入場できます。

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