勤怠記録を確認する
システムで収集したユーザーの勤怠イベントから勤怠レポートを生成でき、タイムレコードを編集したり、CSV ファイルまたは PDF ファイルにエクスポートしたりできます。
あらかじめ設定されている 7 つのレポートフィルターを利用して簡単に使うことができ、管理者がフィルターを直接設定することもできます。
開始する前に
多言語レポートを使用する前に
BioStar X では韓国語と英語を基本サポートしています。 多言語レポートを使用するには、次の案内に従って希望の言語を設定してください。
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次のパスに移動します。 C:\Program Files\BioStar X\plugin\ta\dist\setup\report_fonts
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使用する言語名でフォルダーを作成します。 言語名は ISO 639-1 規格を参照してください。 例として、スペイン語を使用する場合はフォルダー名を "es" にします。
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作成したフォルダーにフォントをコピーして貼り付けます。 TrueType フォントは 1 つのみサポートされます。
レポートを更新する前に
BioStar X は標準データベースとして MariaDB を使用します。 MS SQL Server データベースを使用する場合は、以下の事項を先に確認してください。
BioStar X を MS SQL Server データベースと併用すると、登録ユーザー数が多い場合、レポートを更新するたびに PC のメモリ使用量が蓄積されることがあります。 MS SQL Server データベースの最大サーバーメモリを再設定してください。
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Microsoft SQL Server Management Studio を実行します。
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オブジェクトエクスプローラーで BioStar X のデータベースを右クリックします。
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ポップアップメニューで プロパティ をクリックします。
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メモリ をクリックし、最大サーバーメモリ 項目の値を下げます。
BioStar X のインストール時の MariaDB および MS SQL Server の設定の詳細は次のドキュメントを参照してください。
勤怠記録の確認
勤怠レポートを作成する
登録されたユーザーの勤怠記録レポートを生成する方法を説明します。
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ランチャー ページで T&A をクリックします。
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画面左のサイドバーで レポート タブをクリックします。

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画面左のサイドバーで目的のレポートフィルター項目をクリックします。
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ユーザー グループ または ユーザー 項目で ボタンをクリックし、グループまたはユーザーを指定します。
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レポートを生成するには レポート更新 ボタンをクリックします。
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画面下部にレポート一覧が表示されたら、目的の項目をクリックして詳細を確認できます。

フィルター条件の設定
フィルター条件を設定して新しい勤怠記録レポートを生成できます。

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名称:レポート名を入力します。
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レポート種別:希望するレポート種類を選択します。 提供されているレポート種類は次のとおりです。
- 日, 日の概要, 個人, 個人概要, 休暇, 備考, 修正済み 打刻ログ記録, 時間外労働警報
情報レポート種別 を 個人 に選択すると、ユーザーの入退室記録の出力有無を設定できます。

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出勤/退勤打刻:レポートにはユーザーの出勤および退勤記録のみを出力します。
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すべての打刻:レポートにはユーザーのすべての入退室記録を出力します。
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カラム設定:レポートテーブルの列順を変更したり非表示にしたりできます。
情報列順を変更した後に既定設定へ戻すには 初期値に戻す ボタンをクリックします。
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フィルター:レポート種別 を 休暇 または 備考 に設定した場合のみ有効になり、不在記録または例外記録の詳細条件を選択できます。
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ユーザー グループ / ユーザー:レポートを生成するユーザーグループまたはユーザーを選択します。
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フィルター保存:設定した勤怠レポートをフィルターとして保存できます。

レポート期間の設定
レポート期間の設定方法を説明します。

レポート期間を 日、週、月 に設定できます。 特定期間のレポートを生成するには カスタム を選択します。
レポートのエクスポート
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CSV エクスポート:生成したレポートを CSV ファイルとして保存できます。
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PDF エクスポート:生成したレポートを PDF ファイルとして保存できます。
警告勤務時間レポートを作成する
指定された勤務時間に到達したユーザーの勤怠レポートを生成したり、メールで管理者に通知したりできます。 警告勤務時間レポートは週単位で生成されます。
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ランチャー ページで T&A をクリックします。
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画面左のサイドバーで レポート タブをクリックします。
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画面左サイドバーのフィルター一覧で 警告勤務時間レポート をクリックします。

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フィルター条件 と レポート期間 の各項目を設定します。
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レポートを生成するには レポート更新 ボタンをクリックします。
指定された勤務時間に達したユーザーの通知を管理者へメールで送信するには 自動Eメール を設定します。 詳細については次のドキュメントを参照してください。
メール自動送信の設定
指定された勤務時間に達したユーザーに関する警告メールを自動で管理者へ送信できます。

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Eメール:管理者へメールを自動送信する場合は、チェックボックスをクリックします。
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曜日:管理者へメールを送信する曜日を選択します。
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時間:管理者へメールを送信する時間を設定します。
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受信者:メールを受信する管理者を指定できます。 編集 ボタンをクリックすると、受信者 ポップアップが表示されます。 メールアドレスを入力します。 1人以上の管理者を指定できます。

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自動Eメール 機能を設定するには、フィルター条件を設定してからフィルターを保存する必要があります。
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自動送信メールの送信者情報は、画面左のサイドバーの 設定() → 送信者情報 で設定できます。 詳細は次のドキュメントを参照してください。